スピーカーの構成と“アンプの割り当て”の設定

本機は9チャンネルのパワーアンプを内蔵しています。基本となる5.1チャンネルシステムのほかに、“アンプの割り当て”こちらの設定を変更することで、7.1チャンネルシステム、バイアンプ接続、マルチゾーン再生用の2チャンネルシステムなど、さまざまなスピーカーシステムを構築できます。

設置するスピーカー構成や部屋の数に合わせて、“アンプの割り当て”の設定をおこなってください。こちら

各ゾーンで再生するスピーカー

“アンプの割り当て”の設定

接続のページ

メインゾーン

ゾーン2

ゾーン3

5.1チャンネル再生

使用しない

使用しない

7.1ch + ZONE2

7.1チャンネル再生(サラウンドバック)

使用しない

使用しない

7.1ch + ZONE2

9.1チャンネル再生

使用しない

使用しない

9.1ch(お買い上げ時の設定)

11.1チャンネル再生

使用しない

使用しない

11.1ch

7.1チャンネル再生(フロントスピーカーのバイアンプ接続)

使用しない

使用しない

7.1ch(Bi-Amp)

9.1チャンネル再生+2チャンネル再生専用スピーカー

使用しない

使用しない

9.1ch/2ch Front

7.1チャンネル再生+ステレオ再生用の2チャンネルバイアンプスピーカー

使用しない

使用しない

7.1ch/2ch Front(Bi-Amp)

7.1チャンネル再生+2台目のフロントスピーカー

使用しない

使用しない

7.1ch + Front B

7.1チャンネル再生

2 チャンネル

使用しない

7.1ch + ZONE2

7.1チャンネル再生

使用しない

2 チャンネル

7.1ch + ZONE3

5.1チャンネル再生(フロントスピーカーのバイアンプ接続)

2 チャンネル

使用しない

5.1ch(Bi-Amp) + ZONE2

5.1チャンネル再生

2 チャンネル

2 チャンネル

5.1ch + ZONE2/3

7.1チャンネル再生

1 チャンネル

1 チャンネル

7.1ch + ZONE2/3-MONO

Dolby Atmos再生

使用しない

使用しない

Dolby Atmos

11.1チャンネル再生(本機をプリアンプとして使用)

使用しない

使用しない

プリアンプ

アップデート (DTS:X)

DTS:Xは、スピーカー構成に関わらずお楽しみいただけます。

スピーカー構成によって、選択できるサウンドモードが異なります。対応しているサウンドモードについては、「サウンドモードとチャンネル出力の関係」こちらをご覧ください。

以降のページに基本となる接続例を記載しています。

本機では、こちらこちらに記載している接続方法の他に、“アンプの割り当て”の設定により、様々なスピーカーの接続方法があります。

ご使用の環境に合わせた接続方法を、“アンプの割り当て”の設定画面の中の“端子の接続確認”でメニュー画面上にガイドしていますので、そちらもご覧ください。

GUI ViewTerminalConfig X7200WJP

標準的な構成と接続

5.1チャンネル再生

サラウンドの基本となる5.1チャンネルのシステムです。

Pict AmpAssign 5.1
Conne SP 5.1 X7200WE3

7.1チャンネル再生(サラウンドバック)

基本となる5.1チャンネルのシステムに、サラウンドバックスピーカーを使用した7.1チャンネルのサラウンドシステムです。

Pict AmpAssign 7.1 SB
Conne SP 7.1 SB X7200WE2

サラウンドバックスピーカーを1本だけ使用する場合は、SURROUND BACKのL端子に接続してください。

高度な接続

9.1チャンネル再生

5.1チャンネルのシステムを基本とし、最大9.1チャンネルを同時に再生するシステムです。

最大11チャンネル分のスピーカーをメインゾーン用に接続できます。10チャンネル以上のスピーカーを接続した場合は、入力信号やサウンドモードに応じて出力するスピーカーが自動的に切り替わります。

Pict SP Layout 9.1
Conne SP 9.1 X7200WE2

11.1チャンネル再生

5.1チャンネルのシステムを基本とし、最大11.1チャンネルを同時に再生するシステムです。

外部のパワーアンプを使用することで、最大13チャンネル分のスピーカーをメインゾーン用に接続できます。12チャンネル以上のスピーカーを接続した場合は、入力信号やサウンドモードに応じて出力するスピーカーが自動的に切り替わります。

Pict SP Layout 11.1
Conne SP 11.1 X7200WE2

7.1チャンネル再生(フロントスピーカーバイアンプ接続)

7.1チャンネル再生をするシステムです。フロントスピーカーはバイアンプ接続ができます。バイアンプ接続は、バイアンプ対応スピーカーのツィーター用端子とウーハー用端子に、別々のアンプを接続する方法です。これによりウーハーの逆起電力(出力されずに戻ってくる電力)がツィーターに流れ込んでツィーターの音質に影響を及ぼすことがないため、より高音質な再生をお楽しみいただけます。

最大9チャンネル分のスピーカーをメインゾーン用に接続することができます。8チャンネル以上のスピーカーを接続した場合は、入力信号やサウンドモードに応じて出力するスピーカーが自動的に切り替わります。

Pict SP Layout 7.1 BiAmp JP
Conne SP 7.1 BiAmp X7200WE2
ご注意

バイアンプ接続をおこなう場合は、スピーカーのウ−ハー端子とツィ−タ−端子を接続している短絡板または短絡用ワイヤーを必ず外してください。

9.1チャンネル再生 + 2チャンネル再生専用スピーカー

ダイレクトモードやステレオモードで使用する2チャンネル再生専用のスピーカーと、9.1マルチチャンネル再生専用スピーカーを接続できます。サウンドモードに応じてマルチチャンネル再生専用スピーカーと2チャンネル専用のスピーカーを自動的に切り替えて再生します。

Pict SP Layout 9.1 2CH JP
Conne SP 9.1 2CH X7200WE2

7.1チャンネル再生 + 2チャンネル再生専用スピーカー(バイアンプ接続)

ダイレクトモードやステレオモードで使用する2チャンネル再生専用スピーカーと、7.1マルチチャンネル再生専用スピーカーを接続することができます。2チャンネル再生専用スピーカーはバイアンプ接続できます。サウンドモードに応じてマルチチャンネル再生専用スピーカーと2チャンネル再生専用スピーカーを自動的に切り替えて再生します。

Pict SP Layout 7.1 2CH BiAmp JP
Conne SP 7.1 2CH BiAmp X7200WE2

7.1チャンネル再生 + 2台目のフロントスピーカー

フロントスピーカーAまたはフロントスピーカーBをお好みに合わせて切り替えて再生できるシステムです。

最大9チャンネル分のスピーカーをメインゾーン用に接続することができます。8チャンネル以上のスピーカーを接続した場合は、入力信号やサウンドモードに応じて出力するスピーカーが自動的に切り替わります。

Pict SP Layout 7.1 FB
Conne SP 7.1 FB X7200WE2

7.1チャンネル再生(メインゾーン) + 2チャンネル再生(ゾーン2またはゾーン3)

メインゾーンでは7.1チャンネル再生をおこない、ゾーン2では2チャンネル再生をおこなうシステムです。
(ゾーン2の代わりにゾーン3の音声をスピーカーから出力することができます(アサインモード:7.1ch + ZONE3))。

最大9チャンネル分のスピーカーをメインゾーン用に接続することができます。8チャンネル以上のスピーカーを接続した場合は、入力信号やサウンドモードに応じて出力するスピーカーが自動的に切り替わります。

Pict SP Layout 7.1 2ch JP
Conne SP 7.1 ZONE2 2CH X7200WE2

5.1チャンネル再生(フロントスピーカーのバイアンプ接続:メインゾーン) + 2チャンネル再生(ゾーン2)

メインゾーンでは5.1チャンネル再生をおこない、ゾーン2では2チャンネル再生をおこなうシステムです。メインゾーンのフロントスピーカーはバイアンプ接続ができます。

Pict SP Layout 5.1 BiAmp 2ch JP
Conne SP 5.1 ZONE2 F BiAmp X7200WE2

5.1チャンネル再生(メインゾーン) + 2チャンネル再生(ゾーン2) + 2チャンネル再生(ゾーン3)

メインゾーンでは5.1チャンネルの再生をおこない、ゾーン2とゾーン3でそれぞれ2チャンネルの再生をおこなうシステムです。

Pict SP Layout 5.1 2ch JP
Conne SP 5.1 2CH ZONE X7200WE2

7.1チャンネル再生(メインゾーン) + 1チャンネル再生(ゾーン2) + 1チャンネル再生(ゾーン3)

メインゾーンでは7.1チャンネル再生をおこない、ゾーン2とゾーン3ではそれぞれモノラル再生をおこなうシステムです。

最大9チャンネル分のスピーカーをメインゾーン用に接続することができます。8チャンネル以上のスピーカーを接続した場合は、入力信号やサウンドモードに応じて出力するスピーカーが自動的に切り替わります。

Pict SP Layout 7.1 1ch JP
Conne SP 7.1 1CH ZONE X7200WE2

Dolby Atmos

Dolby Atmos再生をおこなうための最適なスピーカーシステムです。

11.1チャンネルシステム

外部のパワーアンプを使用し、11.1チャンネルの再生をおこなうシステムです。

Pict SP Layout Dolby Atmos 11CH
Conne SP Dolby Atmos 11CH X7200WE2

9.1チャンネルシステム

本機のみでDolby Atmos再生をおこなうシステムです。

Pict SP Layout Dolby Atmos 9CH
Conne SP Dolby Atmos 9CH X7200WE2

フロントハイトおよびリアハイトスピーカーを使用してDolby Atmos再生をおこなう場合は、“アサインモード”を“9.1ch”または“11.1ch”に設定し、“ハイトスピーカー”を“4台のハイトスピーカー”に設定してください。

Dolby Atmos Enabledスピーカーを使用してDolby Atmos再生をおこなう場合は、“アサインモード”を“9.1ch”または“11.1ch”に設定し、“ハイトスピーカー”を“Dolbyスピーカーを使用”に設定してください。

外部のパワーアンプを接続する

外部のパワーアンプを本機のプリアウト端子に接続すると、本機をプリアンプとして使用できます。各チャンネルにパワーアンプを追加することで、さらにサウンドの臨場感を高めることができます。

ご使用になる端子を選んで接続してください。

Conne ExtIn X7200WE2

全てのチャンネルを外部アンプを使用してPRE OUT端子に接続する場合は、“アサインモード”を“プリアンプ”に設定してください。こちら本機の内部パワーアンプの動作を停止して、パワーアンプからプリアンプへの干渉を減らすことができます。

サラウンドバックスピーカーを1本のみご使用になる場合は、左チャンネル(L)に接続してください。

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