スピーカーを設置する

ご使用になるスピーカーの本数に応じてスピーカーシステムを決定し、各スピーカーおよびサブウーハーを部屋に設置します。
例として、代表的な設置方法を説明します。

Pict SP Position1-2

FL/FR
(フロントスピーカー左/右):

フロント左右スピーカーは視聴位置から前方の等距離に設置します。各スピーカーとテレビの間の距離は同じにしてください。

C
(センタースピーカー):

センタースピーカーはフロント左右スピーカーの中間に設置します。テレビの上または下側に設置してください。

SL/SR
(サラウンドスピーカー左/右):

サラウンド左右スピーカーは視聴位置から左右の等距離に設置します。サラウンドバックスピーカーをお持ちでない場合は、斜め後方に設置してください。

SBL/SBR
(サラウンドバックスピーカー左/右):

サラウンドバック左右スピーカーは視聴位置から後方の等距離に設置します。サラウンドバックスピーカーを1台使用する場合(SB)は、リスニングポイントの真後ろに設置してください。

SW 1/2
(サブウーハー):

サブウーハーは、フロントスピーカーの近くの設置可能な場所に設置します。サブウーハーを2台使用する場合は、部屋の前方に左右非対称となるように設置してください。

Pict SP Position2

FHL/FHR
(フロントハイトスピーカー左/右):

フロントハイト左右スピーカーはフロントスピーカーの真上に設置します。できるだけ天井に近い高さで、リスニングポイントを向くように設置してください。

TFL/TFR
(トップフロントスピーカー左/右):

トップフロント左右スピーカーは視聴位置から前方の天井に取り付けます。左右の間隔は、フロント左右スピーカーと合わせてください。

TML/TMR
(トップミドルスピーカー左/右):

トップミドル左右スピーカーは視聴位置の真上の天井に取り付けます。左右の間隔は、フロント左右スピーカーと合わせてください。

TRL/TRR (トップリアスピーカー左/右):

トップリア左右スピーカーは視聴位置から後方の天井に取り付けます。左右の間隔は、フロント左右スピーカーと合わせてください。

RHL/RHR (リアハイトスピーカー左/右):

リアハイト左右スピーカーはできるだけ天井に近い高さで、視聴位置から後方に設置します。左右の間隔は、フロント左右スピーカーと合わせてください。

Pict SP Position2c

SHL/SHR
(サラウンドハイトスピーカー左/右):

サラウンドハイト左右スピーカーをサラウンドスピーカーの真上に設置してください。

TS
(トップサラウンドスピーカー):

トップサラウンドスピーカーはメインリスニングポイントの真上に、センタースピーカーと一直線になるように設置してください。

最適なAuro-3D再生をおこなうには、サラウンドハイトスピーカーのご使用をおすすめします。サラウンドハイトスピーカーの代わりにリアハイトスピーカーを設置すると、Auro-3DおよびDolby Atmosの両方をお楽しみいただけます。

Pict SP Position3

FDL/FDR
(フロントDolbyスピーカー左/右):

フロントDolby Atmos Enabledスピーカーをフロントスピーカーの上に置いてください。フロントスピーカーと一体型のDolby Atmos Enabledスピーカーの場合は、フロントスピーカーの代わりにDolby Atmos Enabledスピーカーを置いてください。

SDL/SDR
(サラウンドDolbyスピーカー左/右):

サラウンドDolby Atmos Enabledスピーカーをサラウンドスピーカーの上に置いてください。サラウンドスピーカーと一体型のDolby Atmos Enabledスピーカーの場合は、サラウンドスピーカーの代わりにDolby Atmos Enabledスピーカーを置いてください。

BDL/BDR (バックDolbyスピーカー左/右):

バックDolby Atmos Enabledスピーカーをサラウンドバックスピーカーの上に置いてください。サラウンドバックスピーカーと一体型のDolby Atmos Enabledスピーカーの場合は、サラウンドバックスピーカーの代わりにDolby Atmos Enabledスピーカーを置いてください。

Dolby Atmos Enabledスピーカーについて

Dolby Atmos Enabledスピーカーは上向きの特殊なスピーカーを床面に設置することで、出力された音声を天井で反射させて上方から音声が聴こえるようにするスピーカーです。

天井にスピーカーが設置できない環境でも、Dolby Atmos の3Dサウンドを楽しむことができます。

Pict Dolby SP Side

本機はサラウンド空間により一層の広がりや奥行きを表現するDolby AtmosおよびDTS:Xに対応しています。

Dolby Atmosは、スピーカーの構成が5.1チャンネル以下のときは使用できません。

DTS:Xは、スピーカーの構成に関わらず使用できます。

Auro-3Dは基本の5.1チャンネルのスピーカーシステムにフロントハイトおよびサラウンドハイトスピーカーを追加したスピーカー構成を推奨としています。フロントハイトまたはサラウンドハイトスピーカーの代わりに、リアハイトスピーカーやDolby Atmos Enabledスピーカーを設置して、Auro-3D、Dolby AtmosおよびDTS:X再生をおこなうこともできます。

各スピーカーを設置する高さは、次のイラストを目安にしてください。ただし、正確に合わせる必要はありません。

Pict SP Layout Side_X64

最適なAuro-3D再生をおこなうには、サラウンドハイトスピーカーのご使用をおすすめします。サラウンドハイトスピーカーの代わりにリアハイトスピーカーを設置すると、Auro-3DおよびDolby Atmosの両方をお楽しみいただけます。

Pict SP Layout Top X64

サラウンドバックスピーカーを使用して7.1チャンネルのスピーカーを設置するとき

Pict SP Layout 7.1 SB

Flower Mark 1 22°~30°   Flower Mark 2 90°~110°   Flower Mark 3 135°~150°

サラウンドバックスピーカーを1本のみ使用する場合は、サラウンドバックスピーカーをリスニングポイントの真後ろに設置してください。

5.1チャンネルのスピーカーを設置するとき

Pict SP Layout 5.1

Flower Mark 1 22°~30°   Flower Mark 2 120°

ハイトスピーカーおよび天井スピーカーを含めたレイアウト

ハイトスピーカーの設置例

5.1チャンネルのスピーカーにフロントハイト/リアハイトスピーカーを組み合わせたレイアウト図です。

Pict Height SP Layout X4200

天井スピーカーの設置例

5.1チャンネルのスピーカーにトップフロント/トップリアスピーカーを組み合わせたレイアウト図です。

Pict Top SP Layout X4200

Dolby Atmos Enabledスピーカーの設置例

5.1チャンネルのスピーカーにフロントDolby/サラウンドDolbyスピーカーを組み合わせたレイアウト図です。

Pict Atmos SP Layout X4200

Auro-3D用スピーカーの設置例

5.1チャンネルのスピーカーにフロントハイト/サラウンドハイト/トップサラウンドスピーカーを組み合わせたレイアウト図です。

Pict SP Position Auro3D

最適なAuro-3D再生をおこなうには、サラウンドハイトスピーカーのご使用をおすすめします。サラウンドハイトスピーカーの代わりにリアハイトスピーカーを設置すると、Auro-3DおよびDolby Atmosの両方をお楽しみいただけます。

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