針圧を調整する

レコード針がレコードの溝をなぞって音(振動)を拾うためには、一定の圧力(針圧)を針先からレコードにかける必要があります。針圧はカートリッジごとに適正な数値が決まっています。決められた針圧より高すぎたり低すぎたりすると、レコード再生の際に音が歪んだり針飛びしたりしてしまうだけではなく、レコード針の摩耗を早めてしまったり、レコードを傷つけてしまうおそれもありますので、必ず適正な数値に調整してください。

アンチスケーティング調整つまみを矢印の方向に引く。

アンチスケーティング機能がオフになります。

Antiskating off DP3000
リフターレバーを下げる。
アームレストからトーンアームをはずす。
ヘッドシェルの指掛けを持ち、プラッターの上まで移動させる。
Adjust stylus 2 DP3000
ご注意

針カバーを取りはずせるカートリッジの場合は、針カバーを取りはずしてください。

トーンアームとプラッターが平行になるよう、カウンターウェイトを回して調整する。

カウンターウェイトを少しずつ回し、手を離して確認しながら調整してください。

Adjust 0 balance DP3000
ご注意

針先がプラッターマットや本体に接触しないようご注意ください。

カウンターウェイトの一部をスライドさせて調節することもできます。カウンターウェイトのネジを付属のドライバーで緩めてスライドさせてください。調節後はネジを締めて固定してください。

Counterweight screw slide

お使いのカートリッジやヘッドシェルの重量によってトーンアームを平行にできない場合、付属のサブウェイトをトーンアームに取り付けてください。こちら

トーンアームをアームレストに戻す。
カウンターウェイトが動かないように指でおさえながら、針圧調整リングの“0”の目盛りをトーンアーム上の線に合わせる。
Adjust 0 balance ring DP3000
カウンターウェイトを矢印の方向に回し、カートリッジの適正針圧値に合わせる。
Adjust stylus weight DP3000

カートリッジの適正針圧値は、ご使用になるカートリッジの取扱説明書をご確認ください。

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